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スギライト磨き

今日はスギライトの原石をご紹介します。

はいっ こちら。 どんっ (こんな番組なにかありましたね。。)

sugilite

どの石もそうですが、原石を見る限りでは、この3大ヒーリングストーンの1つと言われるこのスギライトもただの「岩石」。キラキラと魅惑的な輝きは魅せてくれません。

でも、ちょっと水に濡らすとこんな感じ。

Sugilite

こちらはカットした断面を水をかけたところ。

綺麗なパープルが見えていますね!

たくさんの原石の中から、赤みの強いパープルを一生懸命選んだ甲斐がありました。とても綺麗な色が出ています♪

表面だけでなく中まで紫の部分が入っているかどうかは、切ってみないとわかりませんので、このようにちゃんと綺麗な色が中にもあるとほっとします。

ですが、隣の面を見てみると。。。

Sugilite

がーん。厳しい。。

右上に紫の結晶部分がありますが、ほとんど茶色の結晶部分となっています。

残念、この茶色のあたりは使えないかなあ~

でも、まだ茶色がメインの部分の研磨は未体験。磨いてみると意外と良い色が出ることもあるので、そのうち試してみたいと思います。

同時に仕入れた別のスギライトのかけら。これは小さい原石だったのですが、とても綺麗でしたし、形も良かったので、かなり大きめですが、そのまま形を生かして研磨しました。それがこちら。

Sugilite

原石から想像がつきますか?こーんなに綺麗なカボションに仕上がりました♪

世界3大ヒーリングストーン(ラリマー、チャロアイト、スギライト)の1つとして人気のある石ですが、実はこのスギライト、なんと日本で最初に発見された石!

瀬戸内海で鉱物学者(杉教授)に発見され「杉石(すぎせき)」と名付けられたとか。

今はほとんど南アフリカのものが出回っていて、こちらも、海外の業者さんが大量に持っているいたものを購入させていただいたものです。

こちらのスギライトは、40×20×9.5(mm) 10.85グラムと、ボリュームたっぷりのカボションに仕上がりました。

黒っぽいもの、白っぽい色だったり、個体差は大きめの石ですが、紫がしっかり出て良い感じです♪

初のスギライト磨きでしたが、良い原石に出会えたようで、結果にも大満足。

どんな方にお嫁入りするのか、とても楽しみな石の1つとなりました^^