シルバーについて

シルバーの豆知識&お手入れについて

 

【クラリタで使っているシルバーの純度は?】

クラリタでご用意しているアクセサリーの多くはシルバーを使用しております。

・クラリタで扱っているシルバーは、92.5%が銀(残りは銅)の「シルバー925」または、95%銀(残りは銅)の「シルバー950」です。

※「シルバー」という表示は曖昧に使われることがあります。シルバー色の物(銅その他の金属にシルバーメッキをかけただけのもの)に、シルバー(SILVER)という表示がしていあるときも。この場合、銀製品とは言えません。よくわからないときは、店員さんに質問してみることをお勧めします。

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【アレルギーについて】

銀は非常にアレルギーが起こりにくい金属です。

アクセサリーで使用する銀は、銅などを混ぜ、耐久性を持たせます(純銀は柔らかすぎて、アクセサリーとして使用すると、とても傷が入りやすいです)。

また、銀は、硫化作用が起きやすく、変色しやすいという特性があるため、空気に触れないように、メッキをかける場合があります。

最初にニッケルで下地の色をつけ(明るい銀の色をつけると、キラキラ輝くため、、、)、それから更にロジウムコーティングをする場合と、ロジウムコーティングのみ、大体はこのどちらかです。

ロジウムそのものは、アレルギー反応は出にくい物ですが、このニッケルアレルギーを引き起こしやすい物質です。特に汗をかくと、反応が出やすくなります。

つまり、銀のアレルギーと思っていらっしゃる方のほとんどは、実は、銅か、ニッケルのアレルギーですが、比率から言うと、ニッケルアレルギーが圧倒的に多いと言えます。

パーセンテージで言うと

銀アレルギーは0.1%、銅アレルギーは4%、ニッケルアレルギーは18%

ということです。

(※クラリタのシルバー製品は、銀と銅のみですが、メーカーによって、成分の比率、配合は違うようです。特に海外製品など。その場合はほかのアレルギー原因物質が含まれている可能性もあります。)

シルバーはアレルギーがあるとおっしゃる方に、メッキなしのクラリタのリングのをしばらくお試しいただいたのですが、アレルギー反応が起きないということで、お買い上げいただいたことがあります。店主自身もアレルギー持ちで、メッキのネックレスをつけると、すぐ赤くなり、かゆくなってしまいますが、シルバー(925や950のメッキ無し)のネックレスをつけていても、問題はないようです。これらのケースでは、どちらもニッケルアレルギーだっと言えると思います。

上記のアレルギーパーセンテージもご参考の上、是非、メッキなしのシルバーアクセサリーもお試しいただければと思います^^

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【シルバーのお手入れについて】

☆購入時のシルバーのキラキラをそのまま維持したい場合

シルバーの変色は、硫化作用と言われ、空気中の硫黄成分と反応し、変色が起きています。

なので、キラキラを維持したければ、一番良いのは、とにかく空気を遮断すること

プチプチなどの袋に入れて日の当たらないところに保管して下さい。それだけでも、かなりキラキラを維持することができます。

硫化反応を抑えるものとしてお勧めは、「樟脳」。あのタンスに入れる昔ながらの樟脳です。衣類の虫除け系の商品は多々ありますが、成分に樟脳が含まれていないものは、効果がありませんので、純粋な樟脳をスーパーや薬局などで探してみて下さい。

こちらでも買うことができますね>「藤澤樟脳 」。

樟脳の香りが苦手な方は、「変色防止の布」もありますのでお試し下さい。

また、硫黄成分の豊富な温泉にシルバーアクセサリーを身につけたまま、入ってしまうと真っ黒になりますので、ご注意ください。

その他、身近なものでは、硫黄の含まれる、輪ゴムや、石油など、色々ありますので、やはり保管はプチプチなどで保管することをお勧めします。

漂白剤とは硫黄による硫化作用ではなく、別の反応なのですが、やはり変色してしまい、これはなかなか取れませんので、お掃除の際は、シルバーアクセサリーは外して下さい。

☆きっちり保管しても、変色は進みます…

きっちり保管していても、アクセサリーを身につけている時は、空気に触れるのですから、自然に少しずつ、硫化は進み、白く輝くシルバー色は、次第に色がくすみ、茶色くなってきます。

この「少し色がくすんできたな、、、黄色っぽくなってきた?」と思ったあたりで、ちょっとお手入れしてあげるのが、シルバーとの賢いおつきあい方法です。

クラリタでも販売しているジュエリークリーナーで汚れを落としてあげるのもいいですし、ご家庭にある重曹を歯ブラシにつけて磨いてあげるのも良いと思います。

柔らかい石は傷が入る場合がありますので、石に触れないように気をつけてください)

ジュエリークリーナーは、頑固な汚れを落としたい時を除き、シルバー専用クリーナーではなく、石がついていても使えるような、弱めのクリーナーをお勧めしております。

(メーカーにもよるとは思うのですが、シルバー専用クリーナーを使っていた頃、使うたびに、硫化のスピードが速くなっていました。洗浄力が強い分、金属の肌が傷んでしまったのかもしれません。弱めのクリーナーを使うようになってからは問題は起きていません。)

またシルバークロスといわれる、シルバー専用の研磨剤入りの布で磨くこともとても効果的です。

ほんの少しのお手入れと正しい保管で、シルバーのキラキラは維持できます。きらきらシルバーライフをお楽しみください♪

☆いや、燻された(いぶされた)シルバーも好きなのよ という貴方へ

燻されたシルバーは白黒の陰影が入って、また魅力的です。

◎自然に硫化させて、シルバーを楽しみたい方

変色を楽しむわけですから、ジュエリークリーナなどの薬剤は使いません。

頻繁にアクセサリーを使用する場合は、使用することで、表面が常に研磨され、キラキラを保つことができます。触れることの無い奥まった部分は徐々に変色が進み、最後はほどよく燻された状態に収まります。

なのでお手入れ不要です^^

たまにシルバーアクセサリーを使用する場合は、使用による自然研磨が期待できないので、表面も変色した状態になります。時々、表面を「シルバークロス」(シルバー専用の研磨剤入りの布)で磨いてあげて下さい。布のあたる部分は研磨されキラキラに。布の当たらない部分は、硫化が進んでいきます。

◎最初から、いぶされたシルバーアクセサリーを楽しみたい方。

その場合は、どうぞオーダー時にリクエストしてください。

いぶし加工をした上で、アクセサリーをお渡しします。

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☆シルバーを磨くものは市販のものが多数ありますので、いろいろ工夫、探してみて下さい☆

 

 

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