投稿者「clarita」のアーカイブ

リング達

今日はただいま修行中のリングのご紹介♪

まずは写真です。

リング達

リング達

まだまだ修行中。

自分で原石から磨いた石は中央の大きなソーダライトのみで、

両脇のクリスタルと、ハイパーシーンは購入したカボションを軽く再研磨したもの。

手前のダブルポイントクリスタルは購入したままの形です。

 

このソーダライトはご覧のように、とっても艶の出る石で、青も素朴な誠実な青で、とても綺麗です。

ラピスラズリのような深みはないかもしれませんが、硬度もあるので、リングにも気兼ねなく使えるし、お値段も高すぎる石ではないので、とっても贅沢に大きなリングも惜しみなく作れます♪

この石のサイズはなんと直径3センチ。

ド迫力のサイズです^o^

でもやっぱり、一番の魅力はその色と艶。

つるつるした石がこんなにピカピカになると本当に幸せな気分になれます♪

オーシャンジャスパーリング

オーシャンジャスパーリング

こちらは私の大好きなオーシャンジャスパーを使ったリング。

この石は緑だとかピンクだとか、様々な色の石がありますが、こちらはシックなベージュ。

ちなみに、右のダブルポイントクリスタルの台になっているのを磨くと↓こうなります!

ジェムシリカ

ジェムシリカ?

化けたでしょう~(笑)

ジェムシリカという名前を聞いたことありますか?

ジェムシリカはクリソコラにクォーツ成分が入り込んで結晶化したもので、本来、触ると崩れそうなくらい柔らかいクリソコラ(カットや研磨の最中にぽろぽろ割れていきます。。。)が、水晶のように硬くなったもの。

本来のジェムシリカと呼ばれているものは綺麗なエメラルドグリーンだったり、透明度もばっちりだったりしますが、こちらは、様々な成分が混じり合い、複雑な様相を見せていますし、透明度もありません。

ジェムシリカの端くれと言われて原石を購入してみましたが、ジェムシリカと呼ぶにはちょっとおこがましい感じです^^;

とはいえ、研磨してみると、ちゃんと硬度があり、艶も出て、グリーンも深く、とても魅力的な石になってくれました。

地球と緑

そんなイメージを漂わせてくれる不思議な石です。

ペンダントトップになるかな?

アクセサリになるのがとても楽しみな石の一つです♪

スペクトロライトのバングルと、ボツワナアゲートの陰陽ペンダント

またまた久々の更新になりました^^;

研磨した石をどう身につけるか。

今まではシルバーワイヤーを使って、アクセサリーを作ってきましたが、

新しい形の習得に励んでおります。

 

ちょこっとずつ形になってきましたので、今日は少しお披露目です♪

先日、スペクトロライトのところで既に途中経過はご紹介させていただきましたが

仕上がった形はこちら~

スペクトロライトのバングル

スペクトロライトのバングル

こんな感じのバングルに仕上がりました♪

優しい付け心地で、とても良い感じです。

角度によっては、黒い石にしか見えなかったりもしますが、

また少し角度が変わると、↓こんな感じに青の深みがまします。

 

スペクトロライト(ラブラドライト)

スペクトロライト(ラブラドライト)

うーん、シンプルだけど、繊細。

スペクトロライトの青をストレートに生かしたバングルにしたかったので

基本的に装飾はシンプルを目指しましたが、イメージに近い形に仕上がりました♪

次は、ラブラドライトを1つではなく、2-3個に増やして制作したみたいです♪♪

 

次はボツワナアゲートのペンダント。

残念ながら原石の状態の写真を取り忘れました(いつものことですが…)

ベージュに黒の混ざった、特にこれといって強い印象の無い石ですが

購入した石の1カ所だけに、「これは!!!」と思える場所があったのです♪

 

黒い部分と白い部分が渦を巻くように絡み合って、陰陽の模様に見えます。

これを丸いカボションにすると素敵かも♪と思って研磨したのですが、まさに予想通りの柄が出てくれました♪♪

そしてそれをペンダントトップにしてみたのこがこちらです。

ボツワナアゲートのペンダント

ボツワナアゲートのペンダント

アース(地球)のような、優しさと力強さとを持ち合わせた不思議な石になりました。

地味目の色合いなのですが、シルバーの装飾が良い感じでマッチし、

女性にも男性にも喜んでいただけるようなペンダントになったかなと思います。

 

ボツワナアゲートはいくらでもありますが、このような柄が出ることは滅多にありません。

天然石というのは、それぞれが唯一無二の石なのですが、こんな模様に出会えると喜びは、また何十倍にも膨らみます♪

陰陽から始まり、  地球。宇宙。母。大地。

うーん、良い感じです(1人ご満悦。。。。(笑))

 

また次回はリングをご紹介させていただきますね♪

お楽しみに~^^

 

 

 

スペクトロライト~フィンランドのラブラドライト~

ラブラドライトは特にお気に入りの石ですが、そのラブラドライトの中でとても希少な石としてスペクトロライトという石があります。

スペクトロライトは元々はフィンランドで、とても色がはっきりとしていて、特徴的なラブラドライトが取れることから名付けられたブランドネーム。

ですが、いつの間にやら、色のはっきりした強い色彩を持つラブラドライトをスペクトロライトと呼んだりもするようで、実際に、マダガスカルでもスペクトロライトとい名前でラブラドライトを販売しています。

元祖フィンランドスペクトロライトの販売元がどう思っているかは不明ですが、フィンランドのスペクトロライトを販売しているかたは「フィンランドの!」と明記している場合が多いように見えます。

最近購入した「フィンランドの!」スペクトロライトはこちら(笑)

(※私はそれぞれに魅力を感じるので、大きなこだわりはありません)

スペクトロライト原石

なんだかよくわかりませんね^^;

すみません、カットした後、泥まみれ状態ですので、余計にわかりずらくなっていますが、非常に黒っぽい岩です…

水に濡らしてみると…

スペクトロライトの原石

 

びっくりですね♪

こーんなに綺麗な色が出てきます!

普段研磨しているラブラドライトだと、こんな風に1つの平面の表面に色がきっちり乗っていることはありませんし、絵の具で描いたかのように、1つの面に複数の色が境目もはっきりとした状態になることもありません。

同じフェルスパーという鉱物になりますが、色の出方がかなり違います。

これはラブラドライトとは別の名前をつけて売り出したかったのもよくわかりますね。

 

ちなみにこの石、眺めるばかりでカットが出来ません。

どこをどうカットしてカボションにしたら良いのか心が決まらないのです^^;

そんなときは、素直にあきらめて、ゆっくり寝かします…

 

で、以前から寝かせていた(フィンランドの)スペクトロライトをやっと研磨する気になりました(笑)

その原石がこちら♪

ブルースペクトロライトの原石こちらは綺麗な青です♪

幅6.5センチぐらいの固まりですが、なかなかカットする気になれず寝かせておりました。

デザイン的にどうカットするか迷ってカットしそびれるというのもありますが、こちらのスペクトロライトの場合はその価格にも原因があります。

普通のラブラドライトに比べて、とても高いんですね~~

とまあ、そんな話は置いといて、研磨した石をご紹介♪

スペクトロライト(ラブラドライト)

 

写真だけだとわかりにくいですが、とても薄い石です。

普通のラブラドライトだと透けてしまい、あまり色も乗りませんが、

スペクトロライトは地色がとても黒く、光を遮断してくれますし、

2枚目の写真をご覧いただければわかるように

石の表面だけでもきっちり色が表現できる石なので、

こちらもばっちり濃い青が出ています♪

深い青、強く輝く青です。

 

でも、ラブラドライトはやっぱり実物が綺麗。

光の角度で青く見えない位置もありますが、それも逆に魅力。

エッセンスの輝き、動き、ゆらめき。

写真では表現しきれません。

 

この高級なスペクトロライトも、通常のラブラドライトも、どちらも私にとっては遜色のない魅力的な石。

 

スペクトロライトにラブラドライト。

同じフェルスパーのムーンストーン、サンストーン。

どれも大好きな石で、同じフェルスパーという鉱物であることを知らなかったときからお気に入りの石。

みんな、とても人気のある石ですね。

きっと私と同じように、石の中から放たれる繊細なきらめきに魅了されてしまうのだと思います。