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ラブラドライト

ラブラドライトのWリバーシブル・ペンダント

本日のご紹介は、ラブラドライトのペンダントです。

ミネラルフェスタでお買い上げいただいていた石なのですが、今回、ペンダントにとご依頼をいただきました♪

ラブラドライトはキラキラと輝くエッセンスが特徴の石ですが、光のあたる角度によって、エッセンスのきらめきが、輝いたり、落ち着いたり、見えなくなったり、色々、変化します。

ペンダントとして使うラブラドライトは、正面や正面の上部から光が当たると綺麗に輝くように研磨されている石を選ぶと良いと思いますが、裏面は逆から光で輝くので、下から光を当てたい…ってことになってしまいます。

今回、ご注文をいただいた石は、裏面もとっても綺麗なエッセンスがあるラブラドライト。裏面も気に入って下さっているとのコメントをいただきました♪

が、やっぱりペンダントがひっくり返ったときに下から光が差さないと輝かない~!

ひっくり返ったときに上下逆さになれば輝くのに。うーーーーん。。。

と、試行錯誤して生まれたのが、こちらのペンダント♪

Labradorite Pendant

表はこんな感じ↑

室内では、ぽわぽわと光るラブラドライトですが、午前中の自然光にそっと当てると、青が強めに輝きました♪その時に撮った写真です。

とても綺麗な宝石質のアイオライトをポイントに小粒の石達が可愛らしさが加わっています♪

そして裏面がこちら↓

ラブラドライト ペンダント

透明感がとても綺麗!もう少しグリーンとブルーが強く輝きますが、エッセンスが光らない時も、とーーーーってもガラス質のラブラドライトが奥まで透けて、とっても綺麗なんです♪

子供の頃に泳いだエメラルドグリーンの海を思い出します。

そして、この裏面。 裏表を逆にしただけでなく、上下もひっくり返った状態。これなら光を取り込んで裏面も輝いてくれます♪

Wでひっくり返っているので、名付けて「Wリバーシブル・ペンダント♪」

(ご注文いただいたお客様にもご縁のある「W」の文字だったりします^^)

裏面に添えた石はラブラドライトが中心。また違った印象を楽しんでいただけるかと思います。

ゆらゆら揺れる優しいペンダントとなりました。裏面が綺麗なラブラドライトが生まれたら、またこのWリバーシブルで作ってみたいと思います。

お客様と一緒にずっと輝いてね、と送り出しました♪ ありがとうございました!

 

 

ラブラドライト 続き

さて先日のラブラドライトの続きです。

丸くてコロコロしたラブラドライトをもう少しスリムに、、、ということで
結局、ほとんどを磨き直しました。

これが仕上がり♪

ラブラドライトの仕上げ磨き

ぷるぷるのツヤツヤに仕上がりました。

背景は某お菓子の入れ物ですが、決して回し者ではありません^^;

白っぽい背景だと、なかなか石の本来の色を写真で再現するのが難しです。このように色や柄のある背景と共に撮ると、ほぼ正確な色を写真に納めることが出来ますので、撮ってみました。(石の色はかなり正確に表現できましたが、やっぱり背景は邪魔かもしれません・・・・)

ギラギラしたブルーではなく、ぽわんとしたブルー。優しいエッセンスの輝きです(この輝きの元はラブラド・エッセンスと呼ばれます)。

角度を変えると、ラブラド・エッセンスがぽわぽわと光るのですが、この石はそれだけでなく、全く別の表情も見せてくれます♪

ラブラドライト

深海のような、宇宙のような・・・・・

本当に魅力的な顔が見えています!

アップです♪↓

ラブラドのアップ

もう1つアップ♪

ラブラドライトのアップ画像

しつこいですか?すいません^^;

表面はガラスのようにツルツルしていますが、その奥深くに神秘的な景色が見えています。

最初の写真と見比べてみてください。不思議ですね。同じ面なのに、ちょっと角度を変えるとこんなに表情が違うのです。

何度もやり直しつつの数日に渡る研磨となってしまいましたが、満足のいく出来映えとなりました♪

ラブラドライトはとても人気のある石です。その魅力の一部をお楽しみいただけたならば嬉しいです^^

ラブラドライト

ラブラドライト

こんなに魅力的な石は他には無いかなとも思ってしまう不思議な石です。

1つ1つの石の表情が全く違います。

日本人には特に人気のあるブルーとグリーン。それにイエロー、パープルなどなど。

本当に様々な色や表情があります。

 

今日、ご紹介するのは、ヤバッ、ヤバッ、ヤバッとついつい叫びつつ磨いてしまったラブラドライト。

片面を磨いた状態で購入したものの1つ。

labradorite slab

大きめのクラックはありますが、色はなかなか綺麗です。

見えているスケールは1メモリが1センチ。

そしてこっちは研磨されてない裏面。

labradorite slab

丸いカボションを2つ取ろうかなあ~とざくっとマジックで印をつけてます….が、実際は大きなカボションを作ってみようと方針変更。この原石から1つのカボションをとりました。

裏面の様子を見るために、とりあえず軽く研磨しようと始めて見たら、予想外に綺麗だったので、一気に裏面を磨き切り、カボションの表面となってしまいました!!

それがこんな感じ♪♪

深みのあるうっとりするブルー。個人的には今までで出会ったラブラドの中で一番好きです。

今回のラブラドは角度を色々と変えてみると本当にたくさんの表情を見せてくれるのですが、この日は、思ったように、その表情を切り取ることが出来ず、ああ~~、写真の限界だわ~~と自分の未熟な腕を全く気にせず、カメラのせいにして、撮影を終えたのでした….

ちなみにこれは研磨2日目の状態↑

そしてこの日の裏面(原石では研磨されていた表面)はこんな感じ↓

labradorite

思ったより、クラックが深い…困ったな~と思って撮った一枚です…

反対側がツボにハマル出来映えだったのもあり、こちらを裏面にしようと形を取っていきます。

予想通りにはなかなか行かないラブラドライト。このドッキリ、ワクワクの出会いがたまりません♪

labradorite

厚みのある石でしたので、遠慮無く傷を落としていき、裏面をここまで磨くことが出来ました^^

ここで終わりのようですが、終わりません^^;;

横からの写真を撮りそびれましたが、まだまだ厚みがあって重い。コロコロしていて、オウム(某ジブリのアレです)みたいで、なんだかスマートじゃない。ニギリ石ならありだけど、ペンダントトップ用にしたいので、オウムじゃいかん。もっと薄めに….

と磨き終わった石をまたまた磨き始めるのは後日の話です。

また次回、出来上がりの画像をご紹介します~♪

※しつこいですが….最後の写真は、裏面です!こちらのほうが好きな方もいらっしゃるかもしれません。ラブラドライトらしい、そして、見事にブルーがきっちり出ています。またイエローグリーンも混ざっていて、本当に綺麗です。でも、、こっちは裏なんです~~

ってことで、続きの写真はまた後日^^